住まいの豆知識第10回のテーマは「シックハウス症候群対策」。湖国すまい・まちづくり推進協議会すまい相談部会の末冨孝也さんに聞きました。
最近、建材等に含まれるホルムアルデヒド、トルエンをはじめとする化学物質により体に変調をきたす人が増えてきました。また、ダニやカビ等が引き起こすハウスダストによる身体影響も見られます。このような症状がシックハウス症候群と呼ばれるものです。
「健康な住まいを手に入れるには、設計の時点で建材などの選定にかかわって健全な材料選びをするとともに、適切な換気設備で湿気対策を行うことが重要です。」
また、日本の気候もチェック。「温帯モンスーン地帯に位置する日本の土地に欧米型の密閉式住宅を建て、湿気だらけにしておいて、有害化学物質で対応してきたことがこのシックハウス症候群を引き起こしてきました。その土地に合った住まいづくりが大切です」
同協議会では伝統工法を取り入れた木造住宅、その土地に合った、家族の身体に合った住まいづくりを推進しています。
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