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第14回 土地や建物の購入~自分でも物件&現地を確認~

『大切な「重要事項説明」その1』

住まいに関する情報を多彩なテーマで紹介している「住まいの豆知識」。今回は土地建物購入時における「重要事項説明」について「湖国すまい・まちづくり推進協議会」すまい相談員の中田全一さんに聞きました。

◇   ◇   ◇
「土地や建物を購入しようとする際、近年はインターネットで物件検索される方が多くなりましたが、購入決定には現地調査が必要不可欠です。
まず物件を紹介している業者に面談して現地を案内してもらい、物件状況をチェックしてください。そして主要施設へのアクセスも自分で確認を。また休日や祝日だけに現地を訪れるのではなく、平日にも足を運び、生活空間を体験する必要があります。

現地でチェックする事柄
  ○物件状況(物件紹介業者と同行で)
   ・・・面積・方位・道路・周辺の形状、建物の間取り、       等々
  ○主要施設へのアクセス
   ・・・駅・公共施設・学校・商業施設、等々
  ○平日の生活空間の状況

現地を確認した後、十分に検討し、購入の意思を固めたら、不動産業者との交渉に入ります。
不動産取引は、権利関係や取引条件が複雑な上、高額な商行為であり、専門的知識(法律関係や履歴調査等々)の説明を受ける必要も。そのとき一番重要になるのが、売買契約締結前に不動産業者の宅地建物取引主任者から受ける『重要事項説明』(宅地建物取引業法第35条に基づく)です。内容は大きく分けて下記の3つ。
 『重要事項説明』の主な内容
  ①「不動産権利」に関する事項
  ②法令上の制限を中心とする「不動産の状況」に関する事項
  ③「不動産の売買契約」に関する事項
特に②には・・・
  ●都市計画法、建築基準法等の法令に基づく制限の概要
  ●上記以外の法令に基づく制限の概要
  ●私道があればその負担に関する事項
  ●飲用水・電気・ガスの供給施設及び排水施設の整備状況
  ●当該宅地建物が土砂災害警戒区域内か否か、
   また造成宅地防災区域内か否か
  ●住宅性能評価を受けた新築住宅の場合の内容等 - などが記載されているので、十分に納得できるまでしっかりと説明を受けることが大切です。

すまい相談員 中田 全一